
こんにちは!
今回はくもんの英語にしぼって、今までを振り返りつつまとめたいと思います。
くもんについてまとめた記事はこちら*
くもんの英語はどうやって学習するの?
市販のドリルとどこが違うの?
この質問は、英語に限らずくもんを習わせようと考えたときに、必ず出てくる疑問だと思います。
わたしも、月に7000円払うなら、家でドリルやっても同じじゃない?と考えたことがあります。
実際、家で7000円分も毎月ドリルやらないですし、自宅学習のほうがコスパはいいんじゃないかな?と悩みました。
でも、教室学習を選んだ理由は、
プリントの細かさが市販のものとはぜんぜん違うこと。
公文の売りは、スモールステップです。
プリントがものすごく細かく、レベル分けされています。
公文のプリントを見てから市販のものを見ると、その段階分けはとても大きく感じます。
例えば、公文のHレベルだと、まずH①とH②に分かれます。
そのH①の中でもプリントは200枚に分かれていて、先生が、
「その子にとってちょうどいい、簡単すぎず、でも頑張ればできる」レベルを見極めて
毎回宿題を出してくれます。
わたしには、それができませんでした。
自分の子を見極めて、毎日レベルにあったさまざまなプリントを用意する…難しいです。
教室での適度な緊張感
公文の主体は自宅学習です。
週2日だけ、教室に通います。
その、教室に通う、ということがとても大事に思えました。
1つの教室で、年齢のさまざまな子どもたちが一緒に勉強しています。
自分より小さい子が、先を行っていたり。また、「先生」がいることで、娘にも適度な緊張感が生まれます。
やはりそこは、ずっと自宅で学習していると得られない緊張感なのかな?と思いました。
また、ワイワイガヤガヤしていたり、小さい子が泣いていたり、周りがどんなことになっていても(笑)自分のやるべきプリントに集中する、という力がついたと思います。
英会話教室との違い
英会話教室との最大の違いは、E-pencilを使って学習することだと思います。
先生が英語を教えてくれるわけではありません。
基本的にくもんは自学自習(みずから学んで進んでいく)
新しい単元に入っても、だれも何も教えてくれません。
プリントを見れば、おのずとわかるようになっているそう。
もしわからなければ、少し前に戻って復習をすると、すんなり進むこともよくあります。
なので、英語の教科といえど、先生と英語で会話したりなどはないんです。
また、大手英会話教室は、年齢ごとでクラスわけをされているところが多いです。
そのため、おうち英語等されていると、レベルが合わないということもよくあります。
1年通ったのに、フルーツと色しか言えないままだとか毎回、母子同室は疲れる…ということも。
実は我が家はそれが原因で色々英会話教室を探し回りました。
今はようやく娘も気にいるスクールが見つかったので、1年以上続いています😊
そのことについてはこちらで詳しく書きました。

公文であれば、その子に合わせたレベルで進んでいき、慣れてくれば一人でどんどん学習をしてくれます。
ではどんな風に進めていくのか?
教材を追ってみてみましょう。
教材3AからCまでは冊子タイプ
3A,2A,A,B,Cまでは、本のかたちをした教材で進んでいきます。
この段階ではまだ「書き」はありません。
くもんの教材ではかなりしつこく、同じ単語が出てきます。
3Aで習った単語が、のちのD教材等でも出てくるので復習をかねて進んでいくことができます。
だいだい5ページか10ページきざみで進んでいくことになると思います。
B教材に入ると、二語文のようになり、
C教材に入ると文章になってきます。
このころの娘の進み方
2歳すぎから始まったのですが、おうち英語で知っていた単語ばかりだったので、3AからBまでは、1か月か2か月で進んだ記憶です。
1週間で1冊ペースで終わらせていきました。
Bに入ったら、知らない単語や、慣れない言い回しがあり、少し時間がかかったかな?
C教材が終了したのが、2歳半だったので、
3,4か月で冊子は終了しました。
D教材から「書き」が始まります。
D,E,F教材まではカラー教材なのですが、
G以降は白黒になります。
C教材の読みの練習でもし、つまずいてしまっても、D教材に入ると、単語ベースの書きに戻るので、
Cで詰まったのにどうしよう、Dできるかな?という心配はとくに大丈夫かなと思います。
E,F教材になると、いよいよ文章を書くのですが、娘は当時2歳後半で、まだ筆圧が弱く、5ページすべてを書けないときも多々ありました。
幼児さんで書けない場合の進め方
長い文章になってくると、書くことがしんどくなったりします。
まだ、小文字等、字を小さく書くことに慣れていない幼児さんの場合、マスからはみ出ることもよくあります。

プリントを拡大したほうがいいですか?

いえ、この小ささで書くことに慣れてほしいので拡大はしないでください。

でも、書けないところもあるし、このまま進まない方がいいのかな…

ここみちゃんの場合、書けなくても読めているので、すべて書けないからと言って、ここで停滞するのはもったいないです。
書けるところだけ書いて、進んでいきましょう。
そのうち書けるようになってきます。
くもんの先生に励まされて、
ここみが書けない、書きたくないときは、わたしが代わりに書きました。
また、長い分をスペース内に収めるために
あらかじめ、蛍光ペンで、単語ごとに書くスペースに目印をつけたり、
うすーーく鉛筆で先に下書きを書いてあげたりしました。
娘はそこをなぞっていく、というかんじです。
わたしが思うのは、
大事なのは続けることであって、完璧に仕上げていくことではないと思うんです。
大丈夫、今は書けなくても、ゆるゆるでも、
とりあえず続けていけば、そのうち書けるようになる☺
そう思って、毎日せっせとうすーーーく鉛筆で下書きをしていました(笑)
G教材(中学生教材)以降
ここらはいよいよ、文法が入ってきます。
今までのようなカラーさはなく、一気に教材っぽくなりました。
幼児さんにはG、H、I教材が壁だと言われています。
ちなみに、現在の娘はこのあたりです。
とにかく書く量が増えて、

腕がだるーーーーい!
と、毎回ぶーぶー言っています。
なぜここで、幼児さんが詰まってしまうのかというと、
国語が追いついていないから、なんですね。
H教材で、2013年 長野県公立高校入試問題が出てきたのですが、ストックホルムのオリンピックの話でした。
当然最初は娘も

ストックホルムってなに?
オリンピックってなに?
と、なったのですが、繰り返し読むたびに、なぜか理解していきました。
いだてんの広告を見て、

公文の英語で読んだ!
金栗四三でしょ? 知ってるよ
あらためて、母国語が進まなければ、英語も進まないなと感じて、
絵本の読み聞かせと、くもんの国語をしっかりやるようになりました。
絵本、何を買えばいいのか分からない💦という方は
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こちらも合わせてご覧ください☺

英検対策としては?
公文の英語は英検対策にぴったりだと思います。
特に幼児さんで悩みがちな、「並び替え問題」は、教材でしょっちゅう出てくるので、娘もとくに違和感なくできていました。
また、教室が準会場として登録されているところも多いため、
いつもと同じ場所で受けられるというのは
とても大きいと思います。
教室で特別な対策はしてくれる?
これは、教室によるとしか言えないのですが、娘の教室では、過去問を教室で解かせてくださったり自宅用にもおさえるべき単語や問題をまとめたプリントをくれました。
先生も何回も英検をされている方が多いと思うので、疑問など相談できるというのもありがたかったです。
小学生からだと遅い?
いえいえ、とんでもない。
むしろ、小学生からなら、あっという間に進んでいくと思います。
とくに、おうち英語でディズニー英語システムや、ワールドワイドキッズをされてたり
英会話教室に通っている方だったら、すぐにG教材くらいまではいくと思うので
英検対策等にもおすすめだと思います。
最近は、TOEFL primaryにも力を入れているようで、こちらも準会場として、くもんの教室で受けることができます。
検定系を考えているなら、おすすめできると思います。
デメリットは?
デメリットというか、教材のしくみから、
くもん英語は、会話ではありません。
なので、ペラペラになるかというとそうではないと思います。
会話重視でいくのであれば、読みや書きはもっと遅い方がいいですし、
会話を伸ばしたいのであれば、英会話スクールか、オンライン英会話を利用するか、併用しましょう。
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また、母国語方式として、DWEやWKEをされてくると、日本語訳があることに戸惑うと思います。
そこは、各家庭の英語の進め方をよく考えて選ばれるといいのかなと思います。
これからの国際社会を生きる子ども達に求められるのは、あいさつや自己紹介レベルではなく、大量の英文メールを処理できる・英語で討論や交渉ができるといった、高いレベルの英語力です。これらの力を身につけるためには、まず「聞く」「読む」を徹底することが大切です。
KUMONは、「聞けない英語は話せない」「読めない英語は書けない」と考え、まず「聞いて」「読む」ことを大切にしています
くもん英語の料金
くもんは各教科、1教科につき
・幼児と小学生 7150円(東京・神奈川7700円)
・中学生 8250円(東京・神奈川8800円)
・高校生 9350円(東京・神奈川9900円)
入会金等はありませんが、英語の場合はE-pencil代6600円が必要です。
複数教科、兄弟割引等はありません。
効果はあった?
ありました!
少なくとも、我が家の場合はありました。
英語の読み書きができるようになったのは、
間違いなく、くもんのおかげです。
読めるようになって、英語の本を読むことがさらに楽しくなったようでORTなどの多読へとつながっています。
読み書きだけではなく、もちろん会話としても話せるようになってほしいので、オンラインや英会話教室も併用しています。
いつまで続けていくのかは悩むところですが、できたら最終教材まで終わらせたいなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!